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ハノイの住宅事情

 
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家賃の支払いについて

ハノイの一般的な家賃の支払いは、日本とは異なります。数か月分を前払いしなければなりません。

3か月分前払い、6か月分前払い、1年分前払いなど様々ありますが、最近では半年分前払いが多くなりつつあります。これに加え入居時には家賃1か月分の保証金が必要になります。保証金は退去後、おおよそ全額返金されます。

家賃をまとめて前払いの理由は、ベトナムの税制とベトナム人の性格によるものです。ベトナムでは家賃に対してValue Added Tax(VAT)が家主に課せられます。この税金を支払うことにより、入居者が家主を通じて納税する代わりに、納税したことを証明するFinancial Invoice(通称Red Invoice)を手に入れることができます。Red Invoiceがあれば、会社として家賃の損金計上が可能となります。家主が税務署に赴き納税手続きを行うのですが、この手続きを毎月行うのが面倒だから数か月分をまとめて申告してしまおうというのが、数か月分の家賃前払いの理由です。

ホーチミンとハノイ、国は同じですが商習慣が異なります。ハノイでは入居時にまとまった資金が必要となります。

なお、オフィス物件の場合は半年分前払い、1年分前払いが一般的です。

ハノイの停電

ハノイでは、改善されつつあるとはいえ、6、7月の夏場は電力不足が著しく、停電が発生することが度々あります。

サービスアパートは、自家発電装置を準備していることも多いですが、通常のアパートではアパート自体に自家発電装置があっても、各戸にはその設備がない場合がほとんどです。

(もしアパート内のエレベーターに乗っているときに停電が発生しても、慌てる必要はありません。数分後には自家発電に切り替わり、すぐに外に出ることができます。)

停電は数分で済むこともあれば、復旧まで数時間かかることもありますので、「自家発電の有無」も住宅選びのポイントとなります。

政府要人居住区や公館官署が立ち並ぶエリアでの停電は稀で、また事前通知がある「計画停電」もあります。 それは観光地であっても例外ではありません。

しかし外国人居住者が多いTay Ho(タイホー)地区には、政府関係者も多く居住しているため、停電も最小限となっています。

近頃はオール電化物件が増加していますが、頻繁に料理をする場合はガスキッチンも検討した方が良いかもしれません。

ハノイの住宅事情

ハノイは近年、都市としての広がりを続けており、市街中心地では再開発や建物の改築が行われ、郊外ではニュータウン開発が盛んです。日本人の居住地域として以前より人気が高いのが、タイホー湖周辺と市内の中心部です。単身者の方を中心に、キムマー通り周辺も人気の高いエリアです。

エリアの選択にあたっては、通勤時間やお子様の幼稚園や学校への通学のほか、お買い物の利便性など、何に重点を置くのか検討しましょう。

またハノイの気候についても考慮する必要があります。ハノイは四季があり、春と秋は過ごしやすいのですが、夏は蒸し暑く、冬は暖房器具や厚手の衣服も必要となります。冬は気温が10℃前後まで下がるうえに湿度が高く、カビが発生しやすいので、通気性や日当りも重要な条件となるでしょう。

ホアンキエム(Hoan Kiem)・ハイバーチュン(Hai Ba Trung)地区

ホアンキエム湖を中心とした旧市街以南の地域で、ハノイ市内に勤務の方や単身者には人気があります。外資系サービスアパートや単身者向けの小規模なアパートが多く、日本食レストランなどのお店が多いため、利便性に優れた地域です。

タイホー(Tay Ho)湖周辺

タイホー湖周辺は閑静な住環境を得られる地域で、サービスアパートや外国人向けの貸家(一戸建て)が多くあり、欧米出身の外国人にも人気の高いエリアとなっています。また日本人幼稚園もこの地区にあり、日本人が多く居住するサービスアパートも集中しています。そのため周辺にはレストランや輸入食品を扱うお店、エステや雑貨屋なども多くありますが、移動には車(タクシー)が必要となるでしょう。

このエリアは中心部へはもちろん、空港方面や工業団地へのアクセスも良いです。

シプチャー(Ciputra)

Ciputra(シプチャー)はタイホー湖の西側に位置し、敷地内にインターナショナルスクールやレストラン、銀行、ミニマート、テニスコートやプール、フィットネスジムなどの施設がある大型開発地域です。空港方面の工業団地にお勤めの方には大変便利な立地のため、人気があります。

キムマー(Kim Ma)通り周辺

キムマー(Kim Ma)通りやザンボー(Giang Vo)通りといったバーディン(Ba Dinh)地区の南側のエリアは、オフィスやホテル、日本食レストランが多く、とても人気のエリアです。市内中心部にも空港方面の工業団地へもアクセスがよく、この周辺にほサービスアパート、高層コンドミニアム、ローカル系アパート等、物件の種類も様々あります。

ミーディン(My Dinh)・コウザイ(Cau Giay)地区

近年土地開発が行われ、ローカル系アパート、外資系アパートやコンドミニアム、またオフィスビルなどの商業施設の建設が盛んな地域です。政府官庁の一部も今後移転される地域でもあり、ハノイの新都心となる様相を呈しています。空港方面へのアクセスもよく、また日本人学校もこのエリアにあります。

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